追記

4年前の代表選考のときにも確かなんか書いたよなと思って、古いアーカイブを見てみました。改めてみるとすごいバカっぽい文章書いてるんだけど、当時は当時なりにノリノリだったなあと思うのです。一部抜粋。

?前略?
それ(注:スタメン)以外の選手は、1:ジョーカー、2:クローザー、3:ベンチウォーマー、のどれかとして23人に入ることを目指さなくてはならなかった。

1のジョーカーとして挙げられるのが三都主と中山であろう。おそらくトルシエの中では、中山の選出は1年以上前から考えられていたものと思われる。おそらくトルシエの中で中山は久保と比較されていない。久保はおそらく1トップ要因として西沢のバックアップでしかなかった。
?中略?
2のクローザーには、服部、明神がいる。右肩上がりを意識するなら左に服部、その逆なら明神であろう。積極的な守備によるDFの負担の軽減と、ボール支配率への好影響が計算できる選手である。
?後略?

うん。普通に恥ずかしいw。言ってること外れてるし。
まあそれはおいておいて、4年前のチームには、明らかにスタメンとジョーカーとクローザーがいたように思います。ジョーカーとは途中交代で攻撃のスイッチを入れる選手。クローザーとは守備のスイッチを入れる選手のことです。
それと比較すると、今回の選考にはそういう意図が見えないような気がするのです。控えの選手はあくまでバックアップ的で、加地が怪我をしたら駒野、小野が怪我をしたら遠藤という具合です。強いて言うと玉田がジョーカー的な存在ですかね。
で、なぜそういう印象を持つかということを考えてみると、メンバーの年齢層ではないかと思い当たりました。最も若い駒野が24歳。控えGKの土肥を除くと最年長がアトランタ組の30歳。新進気鋭のルーキーもカリスマの大ベテランもいません。いま現在一番脂がのっている選手だけを集めたら、まあこうなるでしょう。

選手の才能で試合をするジーコと、戦術で試合をするトルシエ。二人の両極端がこんなところにも現れているような気がして、面白く感じました。個人的にはその間くらいで、せめて信頼の置けるクローザーが左SHにいるといいと思うのですが。中田浩二を3バックの左SHって試したことあったっけ?
あと、くどいですが、ジョーカーにするなら玉田より松井だと思いますw