人生の…

京都で再会した学生時代の友人との飲み話の中で「人生を変えた1曲」という話題が出ました。
考えてみるに、僕の場合はアーティストの価値観に共感するといった風な、アーティストに傾倒していく音楽の聞き方をしないので、「人生を変えた」といわれるとものすごく物理的な意味での答えになりがちだと思うのですが、まあ聞いてください。

「Beleve in Love」リンドバーグ
この曲は、初めてドラムを叩いた曲ですね。うちは親父がクラシックしか聞かない人なので、僕のポピュラーミュージックとの出会いは、町で流れているのを聞いたという風な薄いものを除けば、ここから始まりました。

「Trueth」T-SQURARE
おなじみ、F-1のオープニングテーマです。ここからフュージョンにのめり込んでいった、そしてドラムというものを深く考察するようになったという意味で、ターニングポイントとなる曲です。もちろん則竹さんとの出会いの曲でもあります。

「卒業」尾崎豊
尾崎が死んでリバイバル的ブームのころ、ちょうど15歳でした。不良でもなかったし、大人たちにそれほど怒ってもいませんでしたが、若さゆえのある種の高揚感と、その向こうにある達観を同時に見せてもらいました。

「Vivid Colors」L'Arc~en~ciel
このバンドのコピーをしていたときが一番成長しましたね。周りがみんなうまかったし、曲もむずかしめのが多かったし。この曲を選んだのは、たぶん一番ライブで演奏したという理由です。

「自転車」JUDY AND MARY
それまでインストと男性ボーカルしかほとんど聞かなかった僕が、今ではほとんど女性ボーカルしか聞かなくなってしまった、その切り替わり目ということで1曲。このあとCoccoとか椎名林檎とかの出現で僕の中から男性ボーカルが駆逐されていきました。

「Flash Back」Asian Kungfu Generation
綴りあってるか?ギタリストデビューの曲です。それだけ。

「掌」Mr. Children
SMAPとミスチルが同じメッセージを歌うなんて、それぞれが出てきたときには考えもしませんでしたが、「世界にひとつだけの花」よりも僕にはこっちの歌詞のほうがしっくり来ます。僕の人生を変えてはいないけど、僕が言いたいことをずばり代弁してくれた気がする一曲ということで選出。

適当に挙げてみました。皆さんの「人生を変えた1曲」は何ですか?