週末


洗濯機を3回まわして、乾燥機を1回かけて、トイレと台所の掃除をして、掃除機をかけて、拭き掃除をして、布団を干して、洗車して、ドラムを叩いて、ギターを弾いて、玉突きを3時間半して、麻雀を3半荘やって、バリコーヒーを2杯飲んだ。

何かを得ようとすると、その5倍の別の何かをすごい勢いで失っていくような気がするけど、それじゃ帳尻が合わないから、得るものは6倍の濃度に濃縮されて吸収されていくんだろう。そう思うことで、もう少しがんばってみようかなと思うことにした。

人に車を勧めるのが趣味です。車オタクってのもあるし、マンウォッチングが好きっていうのもあって、この人にはこんな車が似合うに違いないと決め付ける、限りなくおせっかいな趣味です。
先日友人のAが車を買いたいという話をしてきました。同棲している彼女が免許を取りたてで、いろいろぶつけたりもするだろうから、安くて乗りやすい車がいい。でもAは何事にもこだわるオタク気質な男なので、普通の車には乗りたくない。
そこで僕が勧めたのがこの車。
先々代のルノールーテシア。95年式、皮内装、走行4万キロで50万円。しかも日本ではレアカー。最近の言葉でいうカッコカワイイけど、大衆車然としているこの絶妙なデザイン。フランスで乗っていたらパンピーなのに、日本で乗ってるとオサレさんという微妙なポジション。
僕の中ではもうこれしかないと思って一押ししたのですが、まあたぶんAにはただのおせっかいだったでしょう。

UEFA CL FINAL

11時には寝て3時半に起きてリアルタイムで見ました。
ゲームでプレイしているからというばかりでもないのですが、判官贔屓もあって心中はリバプールサポ。前半ミランの美しすぎる3得点で誰しもがあきらめたところからの大逆転。いい物を見ました。以下、感想です。

・ベニテスはすごいね。3バックにしてみたり、ジェラードを右サイドに持っていったり、とる策がすべて的中。神がかってました。
・シャビ・アロンソのPKは蹴る前から外すと思った。顔が明らかに不安で引きつってた。それでもちゃんと枠に飛ばす技術があったから、リフレクションを押し込むことが出来たんだと思います。すばらしい選手だけど、心臓の太さはもう一つかな。
・ガットゥーゾはいいね。好きな選手ではないけど、あの面子がそろってるミランで常にスタメンな理由がわかります。
・カカ、シェフチェンコは地球外生物だと思った。
・キューエルは今年は怪我続きで今まで見れなかったんでスタメン楽しみにしてたんだけど、また怪我で早々と交代。残念でした。そういえば去年も一番見たかったジュリが怪我で早々と交代だったなぁ。同じウィンガータイプの選手だし、奇妙な一致です。
・ルイスガルシアは華があるなぁ。
・トラオレは見ててホントに怖かった。身体能力だけは変態クラスだけど、CL決勝に出るレベルの選手ではない感じ。
・同様に、シセとバロシュもいまいち。ああいう周りが見えない選手は好きではありません。
・デュテクのヒゲダンスに惚れた。

ミランの方が実力は明らかに上でした。その上前半で3点差つけて、それでも負けたりするからサッカーは面白いですね。リバプは来年は是非優秀な左サイドバックとストライカーを獲得して、ジェラードを何とかチームにとどめて、プレミアで優勝争いに絡んで欲しいです。

いじょ

親父

しばらく書いてなかったから小ネタをひとつ。

連休に実家に帰りました。といっても1泊だけで、その1泊も何して過ごそうか困ってしまうくらい実家には何もありません。まあ、僕の部屋よりはいいオーディオが入っているから、CD持っていって聞いたりとか、そんなもんです。

ヒマなので親父のパソコンを借りてネットにつなげて(未だにADSL圏外でISDN)Webをあちこち回っていました。ついでにmixiもと思いググると、リンクがすでにキャッシュされていることを示す紫色に。リンク先に飛ぶと、トップページのアカウント欄とパスワード欄が自動的にフィルインに。

お、親父…

人生の…

京都で再会した学生時代の友人との飲み話の中で「人生を変えた1曲」という話題が出ました。
考えてみるに、僕の場合はアーティストの価値観に共感するといった風な、アーティストに傾倒していく音楽の聞き方をしないので、「人生を変えた」といわれるとものすごく物理的な意味での答えになりがちだと思うのですが、まあ聞いてください。

「Beleve in Love」リンドバーグ
この曲は、初めてドラムを叩いた曲ですね。うちは親父がクラシックしか聞かない人なので、僕のポピュラーミュージックとの出会いは、町で流れているのを聞いたという風な薄いものを除けば、ここから始まりました。

「Trueth」T-SQURARE
おなじみ、F-1のオープニングテーマです。ここからフュージョンにのめり込んでいった、そしてドラムというものを深く考察するようになったという意味で、ターニングポイントとなる曲です。もちろん則竹さんとの出会いの曲でもあります。

「卒業」尾崎豊
尾崎が死んでリバイバル的ブームのころ、ちょうど15歳でした。不良でもなかったし、大人たちにそれほど怒ってもいませんでしたが、若さゆえのある種の高揚感と、その向こうにある達観を同時に見せてもらいました。

「Vivid Colors」L'Arc~en~ciel
このバンドのコピーをしていたときが一番成長しましたね。周りがみんなうまかったし、曲もむずかしめのが多かったし。この曲を選んだのは、たぶん一番ライブで演奏したという理由です。

「自転車」JUDY AND MARY
それまでインストと男性ボーカルしかほとんど聞かなかった僕が、今ではほとんど女性ボーカルしか聞かなくなってしまった、その切り替わり目ということで1曲。このあとCoccoとか椎名林檎とかの出現で僕の中から男性ボーカルが駆逐されていきました。

「Flash Back」Asian Kungfu Generation
綴りあってるか?ギタリストデビューの曲です。それだけ。

「掌」Mr. Children
SMAPとミスチルが同じメッセージを歌うなんて、それぞれが出てきたときには考えもしませんでしたが、「世界にひとつだけの花」よりも僕にはこっちの歌詞のほうがしっくり来ます。僕の人生を変えてはいないけど、僕が言いたいことをずばり代弁してくれた気がする一曲ということで選出。

適当に挙げてみました。皆さんの「人生を変えた1曲」は何ですか?

京都など

1泊2日で車で京都、っていう強行軍をやってきました。
まあでも、以前24時間で車で京都往復っていうつらい体験をしたことがあるので、余裕といえば余裕です。

地図もナビもなしで500キロ先の知らない街の知らない交差点まで辿り着けた自分にちょっと悦に入ったり、懐かしい友達と酒を飲んで、おっさんになったことを実感するトークを繰り広げてみたり、新緑の下鴨神社に感涙したり、鴨川河畔でぼーっと昼寝してたら日焼けしたり、なぜか京都まで行って「人体の不思議展」を見て「縦開き」と「横開き」について考察してみたり。

一部お土産がある方もいますので、もらってやってください。

原田知世が結婚だって。透明な歌声、ほのぼのとした存在感、儚げな演技。全部好きでした。お幸せに。