奥鬼怒散策

久しぶりに秘湯めぐりに行ってきました。

今回は、以前から行きたいと思っていた奥鬼怒温泉郷。

朝6時に家を出て、温泉郷の入口にある夫婦淵温泉の駐車場に着いたのが10時。
外気温0度。北の低気圧が発達して木枯らしピューピュー、小雪が降り続けるコンディションでしたが、雪山用に買ったばかりのホグロフスのプロテクション完璧すぎです。いい買物した。

フォト
新しいウェアを着てゴキゲン

川沿いのハイキングコースは、積雪3センチほど。金曜日が異様に暖かくて雨だったので結構ぬかるんでいましたが、晴れていれば普通のスニーカーでも大丈夫です。
フォト フォト

1時間半ほど歩くと、最初の宿「八丁の湯」に到着します。露天が3つ。お湯は夫婦渕に似て、透明な湯の中に湯の花が浮いてます。湯温は長湯に調度良いややぬるめ。奥鬼怒温泉に共通して、軽く硫黄臭がします。鬼怒川に落ちる滝が間近に見えて絶景。

フォト フォト フォト
iPhoneの写真だから写りはいまいち

八丁の湯の次は、温泉郷の一番奥にある、「日光沢温泉」。露天が2つ。片一方は透明湯で片一方は白いにごり湯ですが、透明な方は湯温が低いので寒い日はおすすめしないとのこと。にごり湯の方だけ入ってきました。とはいえ、にごり湯の方も湯温はかなり低め。お湯が出ている口の近くでやっと暖まれるていどです。景色も他に比べるといまいちですが、鄙びた感が好きな人はいいかも。ただし暖かい季節をおすすめします。

フォト フォト
写真は透明湯の方

最後に、温泉郷の真ん中で一番大きく有名な宿、「加仁湯」。お風呂はたくさんあるみたいですが、ポスターなどで使われている第3露天に入ってきました。透明度が10cmくらいのかなり真っ白なお湯で、湯温は他の2湯よりちょっと高め。冬だとこれでちょうどいいくらいです。お風呂は混浴ですが、脱衣所は分かれてるし、入り口には目隠しの岩がおいてあるし、にごり湯だし、女性でも入りやすいと思います。写真は撮れず。

3湯入って、温泉として一番よかったのはやっぱり加仁湯でしたが、八丁のロケーションと雰囲気は結構好きです。

3時に加仁湯を出発して、来たのと同じ道を1時間半。山の夕暮れは早いので、これ以上遅いと暗くなってしまいます。いいスケジュールでした。

本当は、奥鬼怒4湯といって、もう一つ「手白沢温泉」というのがあるんですが、ここは残念ながら日帰りを受け付けておらず、今回は行けませんでした。たしかマイミクの桐ちゃんが絶賛していたので、いつか泊まりで行ってみたいと思います。

ドラマー

日曜は妹の結婚式でした。

僕も今年結婚したので、我が家はこの1年で一気に片付いた事になります。

さらに裏話的な話をすると、妹が実家に彼氏を連れて行って、両親に結婚を報告した翌日に、僕が嫁を連れて行って結婚を報告した、なんていう偶然があったり、妹の旦那がドラマーでスノボ好きでメガネキャラで、僕といろいろ丸かぶりだったり。
人生ふしぎがいっぱいですなw

もともと妹もベース弾きで、旦那とは大学の軽音サークルで出会ったってことで、式の二次会はうちらと同じようにライブハウス。僕らのパーティーで二人に演奏をお願いした意趣返しとばかりに
「お兄ちゃんにお願いがあるんだけど」
って頼まれた結果がこれです ↓

フォト

ツインドラムでセッション。。。

いやマジで緊張しました。自分のパーティーならまだしも、人のパーティーぶち壊しちゃったらまずいもんね。
事前に2回スタジオ入ってリハーサルしたんだけど、すごい成功率が低くて、これで当日酔っ払ったら絶対失敗するって思ったんですが、奇跡的に最後まで止まらず通りました。

お客さんにも評判良かったみたいで、新郎新婦にも感謝されたし、ほっとすると同時にうれしく思ってます。

せっかく趣味が一緒なわけだし、これからもいろいろ絡んでいけたらいいな。

ベーシスト

初めてバンドを組んだのが高校2年だから、あちこちブランクはあるにしろ、足掛け15年くらいバンドという形で音楽をやってます。その間、思い出せないくらいの数の人と一緒に音を出してきたけど、一緒に組んだベーシストの数というのは意外に多くありません。

ドラムとベースっていうのはコンビネーションが重要なので、バンドが解散になってもベースとドラムはコンビを組んだまま別のフロントを迎えて新しいバンドを組んだりすることがよくあるのです。

僕の場合、今までにコンビを組んでバンドを渡り歩いたベーシストが2人います。
ひとりは17歳から21歳くらいまで、3つのバンドでコンビを組んだ、沼津高専軽音部の1つ上の加藤先輩。
もうひとりは、25歳から現在にいたるまで、思い出せないくらいいろんなバンド、セッションでコンビを組んでいるFさんです。

Fさんとはしょっちゅう一緒にスタジオ入ったりステージに立ったりしているのですが、それゆえに彼が演奏している姿を第三者的に見ることがこれまであまりありませんでした。
この土曜日、すごい久しぶりに彼が僕以外のドラマーと組んでステージに立っているのを見ました。だいぶお酒飲んで足元フラフラになりながらも、すごい気持ちよさそうに高速フレーズをグルーヴさせている彼を見て、彼のベース好きだなって心底思いました。
そう思えるって、まあ幸せなことだよね。

あぁ?。ドラム上手くなりてぇ。。。
7年くらいFさんと一緒にやって、でもずっと彼におんぶ抱っこな気がするから、彼に安心して乗ってもらえるような気持いいビートを叩けるようになりたい。
練習するっきゃないですか。そうですか。

蓼科

自転車の次は登山。
今日は蓼科山に登ってきました。日本百名山ですよ!

昨日の仕事の上がりが遅くて、家に帰ってきたのが午前1時前。
顔だけ洗ってそのまま2時間仮眠して3時起き。眠いス。
シャワー浴びて4時出発。途中食料買出しなどしながら、午前8時ちょうどに大河原峠に到着。

寒い! 気温間違いなく一桁です。
紅葉そろそろいい頃かな、とか言って運転してたけど、峠ではすでに葉が散り始めてました。

8時半頃から登り始めて、将軍平での休憩を挟んで山頂には11時丁度着。
素晴らしい天気と眺めです。

フォト

前回の湯の丸といい、先月の富士山一周といい、どんだけ日頃の行いいいんだって感じです。

山頂で1時間ほどのんびりお昼を食べて、2時間かけて下山。

フォト

帰りがけに蓼科温泉「小斉の湯」で露天風呂を堪能して帰ってきました。

高山はもう無理でも、12月頭あたりにもう一回低山ハイク行こうかな。

フォト

サイクリング

もう、1週間前ですが、アマチュアで自転車レースをやっている会社の同僚に連れだされて、サイクリング行ってきました。

ルートはこんな感じ↓
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=a7936f4eb9bd23b4655de083a89c2108
※携帯では見れないと思います。

距離は約110km。
獲得標高(登った坂の累積)約1500m。

レースをやっている同僚は3時間半、その彼に影響されて自転車を始めたうちの社長(もうすぐ五十路)でも5時間で走れるコースだそうですが、ぼくはきっかり10時間かかりました。
いちおう言い訳すると、途中で膝を痛めて(持病なんです)途中からかばいながら走ったので、時間がかかったのです。膝がまともなら1時間くらいは短縮できたはず。

思い出してみると学生時代は、このくらいの距離を20kgのキャンプ道具を積んで8時間で走る、というのを毎日続けられたんだな。老いたとは思いたくないけど、無理しても体が付いてこない、というのは痛感しました。

久々に限界まで体動かして気持よかったし、天気も良くて楽しかったけど、しばらくはいいかな、って感じです。来年にでもまた。

夏休み


沖縄行ってきました。

以下、ちょっと長いですが、旅行のまとめです

————–

会社で結婚休暇をくれるっていうんで、パーティーに合わせて1週間休みをもらったんですが、新婚旅行をプランする時間的余裕もなく、とりあえずまだ夏休み取ってないから、遅めの夏休みとして国内旅行でも行こうかな、と思いつつ、なにもせずに休暇に突入。

パーティーが終わって12日に、とにかく明日から旅行いくぞってことで、慌てて13-15の2泊3日の予定で沖縄往復航空券と適当な宿の手配とレンタカーの手配を済ませました。
フラっと出かけるのが好きな僕ですが、旅行の飛行機の手配を前日にしたのは初めてです。

それから「ことりっぷ」を買ってきて、移動ルートを計画。美ら海水族館に行きたかったのと、沖縄そばを食べたかったので、その2つをメインにルートを計画。

んで当日

・13日
4時起き。2泊だしってことで羽田まで車で移動。6時25分発のJAL便は結局30分近く遅れて離陸。
那覇空港から国際通りまではモノレールで移動。国際通りをぷらぷら歩きながら、旅行代理店からの連絡を待つ。代理店を通すとレンタカーが半額なんだけど、代理店が休日休みなので、現地につくまで車が押さえられてるかどうか分からなかったのです。10時ころにOKの連絡をもらって、レンタカー会社で車をゲット。直前だったからか、ひどいボロいパッソ。

足をゲットしたので、とりあえず沖縄そば1杯目は、那覇市内の「だるま食堂」。塩味は濃くないんだけど出汁が濃いスープに、ちょっと粉っぽい感じの麺。トッピングの肉は、三枚肉だけど脂がくどくなくて食べやすかった。

お腹を満たした後、車で一気に島北部へワープ。
瀬底島で海を眺めたあと、水族館へ。テングみたいなブサイクな鼻の魚がかわいい。大水槽は評判通り圧巻。タイミングが良く、ジンベイザメのエサやりが見れました。

夜は宿のそばの居酒屋でオリオンビールむふっ。

・14日
朝から宿の目の前のビーチへ。
コンビニで安物のスノーケルを買ってきてブクブクしてみたら、結構たくさん熱帯魚が見れた。シマシマのとか、黄色いのとか、青いのとか、カニ、ヒトデ、なまこ、イソギンチャク等、無数。
2時過ぎにお肌が限界になったので、撤退。ちゃんと日焼け止め塗ったのに真っ赤になっちゃいました。

ホテルに戻って昼寝後、夜は昨日とは別の居酒屋でオリオンビールむふっ。泡盛もむふっ。シメの沖縄そばでむふむふっ。

・15日
10時過ぎにチェックアウト。古宇利島へ。ビーチが超綺麗!遠くの海上でスコールが移動していくのが見えた。
お昼は人気店「山原そば」で、沖縄そば3杯目。スープもお肉も甘辛いしっかり味。

その後那覇に戻って、おみやげ買って19時前の飛行機でもどってきました。

明日から社会復帰だ。。。

Wedding Party


去る9月11日に、結婚お披露目パーティーをやりました。

挙式はすでに6月に北海道でやったので、今回はいわゆる2次会というか、同期同僚仲良しを呼んで、みんなでお酒を飲むイベントです。中学同期、高専同期、前職同僚、現職同僚、音楽仲間など、相方の関係者も合わせると全部で90人ほど集まってくれました。

当日は楽しすぎて、飲み過ぎて、超ゴキゲンだったんで、果たしてゲストの皆さんにはちゃんと楽しんでもらえたのかよくわからないんですけど、まあいいや。一生に一度のことだし、僕が楽しかったのでよしとしますw

今回のイベントは、ほんとに沢山の人に協力してもらいました。司会、演奏、BGM、スライドショー、受付、会計、ステージ進行。直前の準備までドタバタで、いろいろ不行き届きだらけだったと思いますが、嫌な顔一つせずに協力してくれたみんなに、ホントに心の底から感謝します。ありがとう!

いろいろ終わっちゃったなー。あとは新婚旅行くらいか。
楽しかった分だけ、ちょっと喪失感。

消費税増税だって

選挙があったので、ちょっと真面目に政治の話など。

消費税を上げようって話が持ち上がっています。

理由は、日本政府が900兆円とかいう莫大な借金をしていて、このままだと返せないからだそうです。

借金の大半は国債です。国債の大半は郵貯や大手銀行が買っています。この原資は日本国民の預金です。
預金ていうのは、手持ちのお金を使いきらないくらいの余裕がある人たちが、将来のためや便利のために、余ったお金を銀行に預けているわけです。

つまり、ものすごい四捨五入的に言うと、日本政府は、日本人の金持ちから借りたお金を(利子をつけて)返すために、全国民から(消費税という名目で)お金を巻き上げようとしているわけです。

全国民からお金を巻きあげて、利子をつけて金持ちに返すってことは、損をするのは預金をしていないビンボー人です。
あるいは、四捨五入的にこれを世代間に置き換えると、日々働いて、子育てとかでいろいろ物入りで消費している若い世代からお金を巻きあげて、預金がたっぷりあって、もう大して買い物もしない50代以上に支払っている、と見ることもできなくないと思います。

うーん。

それって、政府がやるべきことなのかなあ?

もちろん、今から僕が言おうとしていることは、世界をめちゃくちゃにしちゃう発想で、そう簡単に許されるものではありません。

それでもさ。。。

徳政令とか。

で、いいんじゃね?

北海道の写真だよー

お待たせしました!

って、待ってないかw

北海道で撮った写真、撮ってもらった写真をまとめました。
携帯から見てる人はうまく見れないかも。ごめんね。スマートフォンからは最適化されて見れるはずです。

ドゾ(o'∀')っ http://picasaweb.google.co.jp/116461849401845826986/2010624627?feat=directlink

※肖像権侵害しまくりなんで、削除して欲しい写真があったら言ってください

戦い終えて

twitterにもほぼ同じことを書いたんだけど、むこうだと流れちゃうから、自分のためのメモとしてこっちにも書いておきます。

ワールドカップ、Round of best 16で、日本はパラグアイに0?0(PK3?5)で敗れました。
とても悔しいけど、妥当な結果だったと思います。

パラグアイという国は、過去7回W杯に出ていて、82年、98年、02年の3回、ベスト16まで勝ち進んでいます。しかしベスト8まで勝ち残ったことはありませんでした。
紋切り型な言い方をすれば、ベスト8に勝ち進むことは、日本にとってもパラグアイにとっても悲願だったわけです。

試合は互角だったと思います。ボールを支配していたのはパラグアイでしたが、どちらも攻撃面でリスクを犯さず、守備面でミスが少なく、引き分けが許されるなら引き分けが妥当な試合でした。

でも、この試合は勝負をつけないといけない試合でした。結局PK戦。

よくPK戦は運だ、といいますが、やはり運はより思いの強いほうが引き寄せるのかな、と思います。今回は、過去により多く悔しい思いをしたほうが勝ちました。
少なくとも、直前まで「どうせ1勝もできないでしょ」って言っていて、緒戦に勝ったら手のひら返してパブリックビューイングのチケットが売れまくるような、その程度の思いでは運は引き寄せられなかったのかな、と思いました。

試合後、勝ったパラグアイの監督がテレビカメラの前で号泣していました。彼と、彼の後ろにいるパラグアイ国民にとって、この1勝の大きさを物語っているように思いました。

日本は2002年大会で1度、ベスト16まで勝ち上がっています。しかし、その時はホームでした。どの試合も応援団で満席で、合宿地も食事も気候も慣れたものでしたし、組み分けにも恵まれていました。今回のベスト16進出は、2002年より上の結果と言っていいと思います。

でも、なんだか素直に喜べないのです。
日本は2002年のときに大きな果実を手にしました。トルシエという当時の日本のニーズにぴったりとハマった野心的な監督に率いられて、世界の強国との戦い方を学び、サッカー人気を手にしました。
その貯金を、ジーコの4年間とその敗戦を引きずったこの4年間で、すべて吐き出してしまったのです。
もしこの8年間、Jリーグ人気が2002年のレベルを維持していたら、今回勝ち上がったのは日本だったんじゃないかなって思います。

2010年大会は、決して悪い大会ではありませんでした。紙一重の勝負に勝って、多くの人の期待を上回る成績を残せたし、多くの人の情熱をサッカーに向けさせることに成功しました。

2006年と同じ轍を踏まず、ここから確実に(Jリーグ人気と代表強化の両面で)上に積み上げることが出来れば、次回大会か、次々回大会は、きっとこういう試合を勝ち残れるようになっていると思います。

いい大会でした。残りの外国の試合は楽しく見れそうです。

出社の準備しないとだ。